いじめ対策ガイド

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友達がいじめにあったとき

 いじめのなかでも、かなり悪質なものに、いじめのターゲットの周囲にいる人もいじめの対象となってしまうというものがあります。いじめというのは、多数の人間が加担して成立しますから、いじめられる側はどうしても少数派になります。いじめる側というのは、自分たちがもっと多数派になるためにそのいじめの対象者を孤立させようとします。そのほうがいじめは簡単ですし、自分だけがいじめをしているのではないため、罪悪感が無くなっていくのです。だってみんな、やっているから、というわけです。

 実際に自分の友達がいじめられていて、それをかばったがゆえに一緒にいじめられたり、ひどい場合には、かばったはずの人がいじめっ子グループに入り、自分だけがいじめられたりすることさえあります。ですから今は、友達がいじめられていたらかばってあげるよう、簡単には言えない時代なのです。

 それでは、どのように対処すればいいのでしょう。具体的には、いじめている集団以外の人もいるところで、いじめられている友達と会話をしたり、お礼を言ったりすることです。お礼を言うきっかけはなんでもかまいません、ノートを見せてもらったり、筆記用具を貸してもらったりするのもいいでしょう。いじめている集団が、決して自分たちが最大多数ではないと知らしめることになります。可能であれば、いじめられている友達に、自分の友達を紹介して友達になってもらうのもいい方法です。

 いじめているグループが小さいものであれば、その友達をさらに大きなグループに入れるというのも一つの方法になります。より大きな集団に属すことで、いじめている側を少数派にしてしまうということです。
 先生や親などに、いじめられている問題を相談するのもいい方法です。いじめられている本人が訴えても、もみ消されてしまう事がありますが、第三者の証言はなかなかもみ消せないため、きちんと問題に向き合ってもらいやすくなるからです。

 もちろんいじめている人も、本来人間がもっていて当たり前の、人をいたわる気持ちはあるはずです。ただ、その対象は自分が好きな人間だけが対象になってしまい、ちょっとでも気に入らない人に対しては驚くほど冷淡に振る舞うことができるのです。ですから、いじめのない場所を作りたければ、全員が中の良い集団にしていかなければいけません。自分がたとえ嫌いな相手であっても、自分が好意を抱いている相手と仲が良ければ、おいそれといじめの対象にはできなくなるからです。


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