いじめ対策ガイド

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いじめの種類

いじめにはどんな種類があるのか、その例を見ていきましょう。

  • 暴力を伴ういじめ
    もちろんいじめに、軽いも重いもありませんが、やはり決して許されないいじめは存在します。そのひとつが肉体的な暴力を伴ういじめです。ケンカとの違いは、いじめの暴力は一方的なもので、集団で暴力を振るうこともあります。
  • 性的いじめ
    嫌な物にはフタ、の典型どおり、特に子供のいじめの場合、その事実が口にされる事は少ないいじめです。服を脱がされたり、性的な事を強要されたりするというのは表に出てこないだけで、かなりの数、被害があると言われています。
  • 嫌なことを強要する
    暴力に近いいじめです。万引きをさせたり、親のお金を盗ませたりと、自分の利益のためにいじめを使うことがあります。この場合はいじめが目的ではなく、自分の利益が大きな目的になることもあります。また、授業中に大声を出させたり、誰かに意地悪をさせたりという場合もあります。誰かを自分の命令どおりに動かす事が面白い場合です。
  • 言葉によるいじめ
    悪口を言うというのが、最も分かりやすいいじめです。いじめる側は、いじめられる側のコンプレックスを刺激するような身体的な特徴を悪口に選ぶことも多いでしょう。「チビ」、「デブ」、「のろま」などの分かりやすいものから、悪意のあるあだ名を付けることなどもあります。悪意のあるあだ名は、一見して「悪口」だとは分からないこともあるのが難しいところです。また、直接いじめの対象者に対して口にするだけでなく、多くの人の目にする場所に悪口を落書きしたり、周囲に悪口を触れ回ったりすることもあります。
  • 集団でひとりを無視する
    シカトと言われるいじめです。暴力を振るうわけでもなく、悪口を言う訳でもない、ですがまるでその人が存在していないかのように振る舞う陰湿ないじめです。気の合わない人間と口を利かない、なるべく関わらないというのとは全く異なり、集団やグループ全員で示し合わせて行なう場合は明確にいじめとなります。

 基本的にはこうした行為がいじめとなります。ただ最近はインターネットやメールも使われ、いじめが巧妙化・多様化しているのが現状です。


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